Soiree -un afterword-
以下、主人公のイメージについても少々言及しておりますので、お気を付けて。
・ソワレ
フランス語で夜会の意。
カラフルなゼリーを思い出したら、そうだ、京都に行こう。
・梔子(くちなし)
つやつやした葉の常緑低木。初夏に甘い香りのする白い花を咲かせる。(背景画像参照)
いろいろある花言葉の一つが、「私はあまりにも幸せです」。
他は「清浄」「喜びを運ぶ」「優雅」など。
・角(つの)
主人公の額に生えているもの。
最初はカモシカの角くらいのイメージでしたが、それだと陛下の手首が血みどろになっちゃうので、
最終的には円錐形のお香くらいの、ちぃちゃなもののつもりで書いておりました。
・ガーネット
主人公がジェイドにあげたもの。ジェイドの眼の色にちなんで。石言葉は「忠実」「友愛」など。
ゲームにも出てくるアイテム。「第五音素の加護を受け、火属性耐性50%上昇(攻略本参照)」。
ルビーでもよいかと思いましたが、石言葉が「純愛」「熱情」。あ、それないな、とおもいました。
・団栗(どんぐり)
飛び道具。
・ピオニー
うざいくらいでちょうどいい、男前なおっさん。愛情表現がダイナミック。笑顔がすてき。
主人公とはよい友人。まちがっても、けっして、ろりこんではないのだ。
・ジェイド
反面教師な捻くれもののおっさん。ときどきめっちゃ投げ遣りになる。
なんだかんだで主人公をけっこう気に掛けていたが、ついぞ名前は呼んでもらえなかった。
・主人公
容姿も年齢もぜんぶご想像にお任せが基本仕様。
服装もお任せですが、私は着物っぽいようなものをイメージしておりました。
このお話を思いついたのが妖怪とか出てくる某少女漫画読んでるときだったせい。デフォルト名はスルーでよい。
本編には入れられなかったけれど、主人公は食事しないよの話で、
木の実はたべたことあるよと云うから、あるひピオニーが差し入れに果物もってきてくれたんだけど、
食べ方をあんま知らないから食べちゃいけないとこまでかじりつきそうになってピオニーが慌てて止めたりとか、
そんな余談もあったりなかったり。柘榴とか、皮は食えない、皮は。
・「ソワレ」のこと
英字タイトルは一応多分フランス語。
短編のつもりで書き始めたのに気付けばおかしなことに此処まで長くなっていました。
結論として、私はうるわしいおっさんが好きだ、ということがわかりました。ほんとうにありがとうございます。
とにかく陛下が大好きになるというお話。だいすきになーれ、だいすきになーれ、です。
陛下はゴールデンレトリバーなみに人懐っこい大型犬だとおもいました。とびつきたい。
ラストはハッピーエンドだと私はおもっているのですが、まぁいろいろ想像していただければうれしくおもいます。
こんなところまでおつきあいくださり、どうもありがとうございました。
ウパラ!(※挨拶)
↓最後になりましたが、背景画像の梔子の写真をお借り致しました。ありがとうございます。
photo by 「花と少年」
(11.3.10)
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